こんにちは。
2020年4月、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は会社を2社経営しています。
これまで順調に経営してきました。
ところが、、、
そしてコロナで緊急事態宣言の今、これまでとは一転してしまいました。
それはほとんどの会社で同じなのではないでしょうか。
3月で60期間近の決算を迎える1社は、辛うじて黒字。
でも、最終月の失速具合が半端なく、今期大丈夫か、、、という逆ロケットスタートです。
もう1社は、20期間近ですが、3月の赤字ははじめてではないでしょうか。
こうゆう時は、いかに現金を持つか、が大事です。
この時期当社が行った対策を忘備録としてご紹介しておきます。
公庫で借入枠内で、借りた。無利子・無担保なんて、、、いいから借りとけ
2月の終わりには、動いていました。
無利息、無担保、今借りない手はない!です。
必要なければ、終息後、マルっと返せばいいだけなのですから。
今は、いいから現金持っとけ。
こうアドバイスさせていただきます。
しかも1社は9月で終了する借入があり、「折り返しで是非!」のTELがしつこくあって。
はいはい、と、審査なしで、満額折り返しでやりました。
さらに今回の特別枠で、別途借入を起こせるでしょうね。
それがわかっているだけでも、心の余裕。
もう1社はまずは借入を追加せず、返済を止めました。
こちらは2段階。
お金がまわる体制になってるので、こちらの会社には無理させたくないのです。
1社目は収益性が高く、2社目はやや鈍い。
だからこうゆう対策をしました。
雇用調整助成金。12万社問い合わせから、獲得300社未満の狭き門
いろいろ変化し続けてるのが、こちら、雇用調整助成金、略して雇調。
そもそも2/3支給が、80%になり、90%になり、全額!なんていう議論がされています。
本当ですか~?
いずれにしても資料は絶対修正入れられるなーと思いながら、作っております。
驚きの120,000社問い合わせから、雇調申請にいたったのは10,000社弱、雇調獲得したのは300社弱という記事を読みましたよ。
その率、わずか、0.25%!!!ほんとに?
100かけたよね?と思わず確認するレベル。
なんという狭き門でしょうか。
そして、うちは、この300社のうちの2社です。
これは自慢ではありません。
「そんな申請が大変な制度、おかしいでしょ?どうにかしたら?!」
ただただそれだけ。
私はコンサル時代から、こうゆう資料を作ってきたから、自分でつくれるだけなのです。
雇用調整助成金、現状こんなことになっていますよ
まずね、窓口がパンクしそうって報道されてますが、パンクの意味、リアルにわかってますか?
これまでは、資料出して、ハンコもらって、15分程度の滞在時間でした。
それが、ある朝8時過ぎ、「早めに行って終わらせちゃお」。と向かうも、甘かった。
ハローワークについたら、まず、10人待ち。番号札?はじめて取りました。
余裕で1時間待ちました。
その後、慣れないハローワーク職員により、大変な時間がかかって、出たのは10:30近く。
なんと2時間近くの滞在時間でした。ぐったりー
明日は、試しにお昼ごろの混雑具合もチェックしようと思ってます。
いろいろな人間模様も見ましたよ。
これまでと違うのは、おじいさん、おばあさんの比率でしょうか。
年配の人たちが、「相談」に来ていることが多いように見えました。
本当に困っているようで。
隣の窓口のおばあさん二人が、ハローワーク職員に話してた話。
「うちのお店、長くやってるんですけどね、全然お客さんが来てくれなくなっちゃって。
でもスタッフの子たちもいるから、どうにかならないか、とご相談に上がったんですよ。」
まず、社労士紹介してあげてくださいよ。
いくら親身に話したって、資料作れないよ、この方たちは。わかってるよね?
年配の人たちの集団が、クラスターになるんじゃないか、という不安も感じました。
PCにも触れたことのない、月次決算も覚束ないだろう会社の経営者が、資料も読まず、相談という名の時間を奪い、「私より雇調を知らないな」レベルの職員が対応する。
電話は鳴りっぱなし、誰も電話を取ろうとしていませんでした。
これが、THE パンクです。
もうこちらの興味は、人間観察しかなくなるわけです。
現状では社労士の責任が大きすぎて、定期契約してない人たちの仕事を受けないとか言ってるらしいんだけど、
いやいや、何のための資格よ?困ってる人、助けるためじゃないの?
やり方はいろいろあるでしょう。頭使ったら?
保身すぎて、笑います。
皆さん、しっかり、よく見て、忘れないようにしましょう。
こうゆう緊急時に、その人の本質があらわになります。
▼2020年4月28日追記▼
ビックリした!
もとに戻ってた!
うちは25日締めだけど、月末締めのところが多いのか?
それとも、もう、もらえる、もらえないのジャッジがついてしまったのか?
いずれにしても、不気味です。
東京都の休業協力金申請は雇用調整助成金の1/20工数以下で終了
さて、当店は小売店をやってますので、東京都の休業協力金対象店舗です。
1店舗なので、50万円を申請。
東京都の休業協力金申請フォームにアクセスすると、ビックリ。
なんて、簡単・・・♪素晴らしい
シンプルすぎて、1時間もかかりませんでしたよ。
でもね、実は、2回申請しちゃったんです。まちがっちゃったの。
だって、わかりにくいのが、
- 東京都感染拡大防止協力金申請書兼事前確認書(表・裏)
って表記があって、シートは3ページあるのに、表裏って、、、
3ページのPDF、同じものを2つ登録して、申請したのですが、気になって、、、
東京都に電話しました。朝9時に。
5分ほどで繋がりました。
結果、
・3シート目は2店舗以上保有する人向けなので削除
・1、2ページは、シートを分割して、それぞれPDF化しないと不備あり
になります。隙は見せたくないので、すかざず修正して再申請。
その間、30分弱でしたが、受付番号は30ほど進んでいましたので、
かなりの人たちから申請されているなぁ
と思いました。
税理士のハンコがあれば無審査らしいです。税理士に報酬もあるらしい。
こうゆう税理士の使い方は、正しいな。
確かに、雇調の社労士とはかかる工数が違うだろうな、、、
だからって社労士が「やってらんねぇ!」というのはやっぱり違うと感じるけど。
雇調は私は2社資料作成するとしても、3時間*2社=6時間読んでおきます。
それもね、一番大変なのは初回で、
雇用調整助成金を受ける資格があるかどうか認定いただくために作る資料
これが、べらぼうに大変!!!なんですよ。
最初、各丸1日ずつ、数日、かかったくらいです。
とにかくね、集めなきゃいけない資料が膨大なんですよ。しかも知らないものもあって。
去年の労働保険を支払った資料(なんとかっていう名前)
見たことあります?
私、見たことありませんでした笑
未だに名前を憶えていないです。
経理に任せてきた社長さんだったら、初めて見る資料も多いと思います。
イメージとしては、初回資料で20時間、毎月資料で3時間かかるわけです。
しかも、作り慣れてる人間で、です。
フォーマットも更新しやすさを目指してエクセルに作り直していますから笑
そりゃ、12万社が300社になっちゃうかな、、、でもね、やっぱり、
人を雇用してたら、絶対やったほうがいい!
と思う助成金です。
だって、国がお給料払ってくれるんですもの♪
ちなみに、今人を切っても、90%もらえずとも80%がもらえます。
通常なら、解雇した会社にはもっと思いペナルティが課せられますが、今は軽い。
この意味をかみしめて、いろいろ、ぜひ、考えましょう^^
持続化給付金と小規模事業者持続化補助金、紛らわしいからご注意!
「個人事業主にMAX100万、法人にMAX200万配るよ!」
と言ってるのは、持続化給付金。
これは、経済産業省の管轄。
4月30日に成立の見込、5月1日から申込という噂なので、準備しています。
要件は、
- 2020年の任意の月の売上が前年同月比で50%以上減少
- 2019年以前から事業収入を得ていて、今後も事業継続の意思がある事業者
- 法人の場合、資本金10億円未満の会社または従業員の数が2000人以下
等、ありますが、中小小規模は結構な確率で対象になるでしょう。
そして、200万円では落ち込んだ売上減のフルカバーにはならないところも多いでしょう。
一方、小規模事業者持続化補助金は、MAX50万円の補助がされる商工会議所の制度。
毎年募集があって、審査があります。
当社も昨年審査に通り、今年の3月入金を確認しました。
時期が時期だけにありがたかった。
検索をかけると、歴史のある小規模事業者補助金が上がってくるので、ご注意ください。
所轄も、目的も、何から何まで別物です。
そのほかの対策
毎日毎日、いろいろなことが起きて、いろいろ変わって、目まぐるしい日々です。
他にも何かあったはず、、、
今思い出せないものも、追記していきますね。
あ、アベノマスク、先週末届きました。
補助金や経営のご相談にも乗れます。
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