こんにちは。
忘れがちですが、私たち人間も「自然の一部」です。
そう書くと、「だから自然を大切にしなさい、ということ?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
自然界がそうであるように、私たちにも「季節」があるということです。
それを運気と呼んでいます。
寒い冬に種を蒔いても、植物は育ちません。
暑い夏には、たくさんの水が必要でしょう。
ところが、「人間も自然のものであると考えない人たち」は、こうした季節の変化が私たちの人生にもあると考えることができなくて、冬に種を蒔いたり、夏に断水したり、ということを平気でやってしまうのです。
「人間は人間さまである。自然を支配しているのだ。」
こうした不遜な考え方を知らず知らずしているということなのです。
自分の人生に巡る季節を事前に知り、活用することで、人生を無理なく、楽しく、 さらに豊かに過ごせることになるのです。まさに自然体で生きる基礎となるわけです。
私は、自分という人間の本質を知り、人生の季節を知り、行動したことで、自分の会社を育ててきました。もう15年以上、会社は続いていますし、成績もまずまずです。
もちろん厳しい時もありました。
小さな会社は社長の運気と連動することを、身をもって知りましたね。そんな冬も春が来る時期を知っていたから、 乗り切れました。
自分を知ること、そして、運気を知ること。
これらはとても大切なことですが、もっと大切なことがあります。
それは、動くことです。行動、活動、とにかくやってみる、そして、動く。
知っても、動かなければその知識に価値はありません。
経営者仲間から鑑定を依頼されることがよくあります。鑑定してアドバイスをしますが、その後、行動している人は20%いるかいないか、というところでしょうか。わりと行動力があるはずの経営者でこの数字ですから、一般の方たちの行動力はもっと少ないと予想します。
動かなければ、当たり前ですが、何も動きません。
おいしい果実が目の前になっていても、手を伸ばさなければ、食べられないのです。
当たり前の2つの道理ですが、普段は忘れがちになるのでお話してみました。
コメント